スコーガ高齢者住宅(ソルナ市)


《 施設の形態 》:運営はソルナ市
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終身住居人:100名のゲスト(ソルナ市では大きい方):5階建て 各階20名のゲスト 内 認知症者のためのスペースは30人
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ショートステイ、デイセンター、地域のための65歳以上のシニアミーティングを開催
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夜間パトロールの発進基地
《 施設内の様子 》


お出迎えしてくれたのは、大きな犬だった。とても静かで優しい目で見る。もう一頭は小型犬。
ケア犬は他にもいるとのこと。必ず研修を受けて研修証明書を授与されている。認知症の方にとって、ぺっとの効果は絶大なものがある。最近日本でもようやくこの取り組みが始まっている。




全ての個室に重症化に備えた工夫がされている。終末期にはここから病院へ行くという事はないそうだ。日本では今でもそれが普通になっている施設が多い。
《 スタッフの構成 》
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全職員:200名 OT PT ST 各1名 医師は1週間に1回の診察
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ナース制度:各階に1名のナース 1名のナースに4名のアンダーナース(准看護師)で1チーム
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アンダーナースの教育制度:高卒で介護レベルをクリアする。投薬、インシュリン注射OK。
《 ユニット制 》
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1フロアに2ユニット:認知症ユニット ゲスト8名 に対し スタッフ4名 夜間1名 :認知症ではない方のユニット ゲスト12名 に対し スタッフ3名 夜間1名 ♥各ユニットには必ずお元気なゲストがいるようにする。
《 歓迎(入所)のためのミーティング 》
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家族を含めて、毎日をどのように過ごしたいかをリサーチする。
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本人の生活希望を聞く・・・例 ペットを飼いたい、シャワーを浴びたい、毎日外に出たい、等々。
《 地域の基地としての位置=夜間パトロールの発進基地 》
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認知症アラームを各家に設置
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夜間パトロール:毎日 6名のスタッフ 2名に1台の車
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安心アラーム(腕時計)を地域の1500人が携帯している。
アイテムを活用した地域支援が充実していることに驚く。